人間ドックにおけるオプション検査とは…


オプション検査 

ちょっと聞き慣れない言葉ですが、人間ドックではオプション検査というものがあります。何となく意味は分かると思いますが、オプション検査とは一体どのようなものなのでしょうか? また、受けた方がいいのでしょうか?


人間ドックでは日帰りコースとか、脳ドック、レディースコース… といったように、施設で定めているコースがあり、そのコース内で実施する検査の項目があらかじめ決められています。


この実施される検査項目は人間ドック関連学会などである程度は定められていますが、施設が独自で定めている内容です。したがいまして、同じようなネーミングのコースなのに、人間ドックによって検査する項目数が異なるケースがあります。


例えば日帰りコースでは血液検査と診察、問診、血圧、視力、聴力、眼底検査、心電図、腹部超音波検査、胸部レントゲン、胃バリウム検査等を実施する施設が多いようです。


一般的に、日帰りコースの検査項目にはMRIやPET、乳がん検査、腫瘍マーカー等の特殊な検査項目は実施されませんが、希望する検査に対して別料金を支払えば受けることができるケースがあります。


このように、ちょっと特殊な検査であったり、コストのかかる検査などで、受診する人間ドックのコースの中に入ってはいないけれど別料金を支払えば受けることができる検査項目のことをオプション検査といいます。


別料金で設定されているオプション検査の項目は、一般的に特殊な検査項目であったり、検査に時間がかかるものであったり、診療報酬でいう保険点数の高い項目であったりしますが、脳ドックや心臓ドック、レディースコース、がんドック、1泊人間ドックなど特定のコースには、最初から含まれていることもあります。

Copyright © 2007 人間ドック 受診まにゅある. All rights reserved